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小児白血病以外のリスク評価についても、WHOの環境保健クライテリア No.2381)の評価が広く参考にされています。また、ファクトシートNo.3222)にこの問題に対するWHOの公式見解が示されています。
前章と同じく、第1章「要約と勧告」から、影響項目ごとに評価結果の要点と、最後にそれらを総合したリスク評価結果を紹介します。
ファクトシートNo.322では、「超低周波磁界ばく露との関連の可能性について、多数の健康への有害な影響が研究されています。白血病以外の小児がん、成人のがん、うつ病、自殺、心臓血管系疾患、生殖機能障害、発育異常、免疫学的修飾、神経行動学的影響、神経変性疾患などです。WHOのタスクグループは、これらの健康影響全てについて、超低周波磁界ばく露との関連性を支持する科学的証拠は小児白血病に関する証拠よりはるかに弱いと結論しました。また、いくつかの場合(すなわち心臓血管系疾患や乳がん)、超低周波磁界はこれらの疾患を引き起こさないという証拠が示されています。」と述べています。