測定結果
(1) 磁界測定値
測定した磁界の値を図4に示します。
機器の違い(形状・冷却方式・性能・使用方法などの違い)により、それぞれの磁界の最大値(実効値)は若干異なるものの、いずれも国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)のガイドラインの参考レベル(200µT:25Hz~400Hz)を下回りました。
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(2) 距離特性
測定値(実効値)が最も大きかったM⑥機種について距離特性を確認した結果、図5に示すとおり、発生源から離れると、磁界は急激に低くなることが確認できました。他機種においても同様に発生源から離れると急激に低くなることが確認できました。
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<参考:JISに基づかない方法による測定値>
JIS C 1912(IEC 62233)に基づかない方法で、局所的な磁界を測定すると、今回の測定結果に比べ高い値を示しましたが、人体への影響を評価するためには、JIS(IEC)において規定された人体ばく露に関する測定方法に基づき測定した値による必要があります。