WHOがRF電磁界の健康影響の体系的レビューのための専門家を追加募集
2020.1.15掲載
世界保健機関(WHO)は2019年12月27日付で、無線周波(RF)電磁界ばく露の潜在的な健康影響についての体系的レビュー(systematic review:SR)のための専門家の追加募集を開始しました。募集の締切は2020年2月7日です。
WHOの放射線プログラムは、一般公衆及び労働者の集団における無線周波(RF)電磁界ばく露の潜在的健康影響を評価するためのプログラムを実施しています。WHOは2018年、潜在的悪影響の優先順位付けのための大規模な国際的調査を実施しました。この調査では、入手可能な証拠を分析・合成するための体系的レビューに向けた10個の主要なトピックスが同定されました。
この募集を通じて、WHOは、以下のトピックスについての体系的レビュー実施に関心を持つ適格なチームを招聘します。
- SR2:がんに対するRFばく露の影響(動物研究)
- SR4:生殖への負の結果に対するRFばく露の影響(動物研究及びイン・ビトロ(試験管内)研究)
- SR10:痛み、火傷、白内障及び熱関連疾患に対する、何らかの発生源からの熱へのばく露の影響
この募集に関する詳細情報は、WHOの以下のウェブサイトから入手可能です。
https://www.who.int/peh-emf/research/rf_ehc_page/en/index1.html
- 参考情報:
- この募集は、「WHOがRF電磁界の健康影響の体系的レビューのための専門家を募集」(2019.10.9掲載)への追加募集と位置づけられます。
https://www.jeic-emf.jp/academic/info/12321.html