電気は、技術の進歩にともない多方面に利用されるようになり、産業の発展、生活の向上などに大きな役割を果たし、日常生活では欠かせないものになっています。
一方、電力供給、情報通信、各種の製品・装置から発生する「電磁界(電磁波)」が「人の健康に何らかの影響を与えるのではないか」との懸念が生じ世界各国で多くの研究が行われていますが、電磁界に不安や疑問を持つ人々もおられます。
そこで電磁界のリスクコミュニケーションの増進を目的とした、中立的な電磁界情報センターが発足いたしました。
当センターの理念・目的を「中立な立場から、電磁界に関する科学的な情報をわかりやすく提供するとともに、リスクコミュニケーションの実践を通じて、電磁界の健康影響に関する利害関係者のリスク認知のギャップを縮小する」として活動を行ってまいります。
一般の方々、 並びに当センターの活動方針にご賛同いただいております賛助会員の方々からのご支援ご協力を今後ともお願い申し上げます。
大久保 千代次
- 一般財団法人 電気安全環境研究所 電磁界情報センター 所長
- WHO国際電磁界プロジェクト国際諮問委員会 委員
- 総務省 生体電磁環境に関する検討会 座長
- 総務省 生体電磁環境研究及び電波の安全性に関する評価技術研究に係る評価会 座長
- 日本微小循環学会 名誉会員
- 公益財団法人 渡邊財団 理事
- 電気学会 電磁環境技術委員会 委員
- 関西大学 社会安全学部 客員教授
(過去)
- WHOジュネーブ本部 サイエンティスト(国際電磁界プロジェクトスタッフ)
- 国際非電離放射線防護委員会科学専門家グループ(SEG)メンバー
- 国立保健医療科学院 生活環境部 部長
- 国立公衆衛生院 生理衛生学 部長
- 明治薬科大学大学院 教授
- 大学法人 明治薬科大学 アドバイザー
- 経済産業省 電力設備電磁界対策ワーキンググループ 委員
- 総務省 生体電磁環境に関する研究戦略検討会 座長代理
- Bioelectromagnetics Society 理事
- 日本学術会議 電気電子工学委員会URSI分科会 委員
- 独立行政法人 情報通信研究機構(NICT) 協力研究員
- 日本バイオレオロジ一学会 理事
- 日本健康都市学会 理事
- 日本健康体力研究会 理事
- 電気学会 電磁界の健康リスク分析調査専門委員会 委員長
- 電気学会 電磁界生体影響問題調査特別委員会 幹事
- 日本衛生学会 評議員
- 生体磁気学会 評議員