フランス国家周波数庁(ANFR)が
5G試験局からのRF電磁界ばく露についての予備的調査結果を発表
2020.04.16掲載
フランス国家周波数庁(ANFR)は、3.5 GHz帯(3.4~3.8 GHz)の周波数を用いた複数の第5世代(5G)試験局から100~200 mの43地点で収集した、無線周波(RF)電磁界ばく露測定についての予備的調査結果を発表しました。
調査の結果、データ通信がない状態での平均的なばく露は0.06 V/m、電波放射が最大の条件でのばく露レベルは0.36 V/mで、当該周波数帯での制限値である61 V/mを十分に下回ることが示されました。
ANFRは、5Gネットワークが一般の利用に開放された後に、より現実的な通信条件での測定を実施する予定です。
この予備的調査結果についての報告書の原文(仏語)は、以下のウェブサイトから入手可能です。