フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)が国際がん研究機関(IARC)と共同で
RF電磁界と健康についての科学会議を2022年11月に開催
2022.10.06掲載
2022.10.21更新
フランス食品環境労働衛生安全庁(ANSES)は、国際がん研究機関(IARC)と共同で、高周波(RF)電磁界と健康についての科学会議を2022年11月23日にパリおよびオンラインで開催すると発表しました。
この発表内容は以下の通りです。
「RF通信技術の応用は過去20年間で大幅に発展し、今ではモバイルウェブ、非接触認証なども含まれます。これらの技術が使われる場所、ばく露条件および周波数は急激に変化しており、それらが原因とされる障害や症状に鑑みて、学術界はこの分野で活発に活動を継続し、電波がヒトの健康に及ぼす影響についての新たな知見を定期的に生み出しています。
最近の知識の進展をレビューするため、ANSESとIARCは2022年11月23日に、『RFと健康:動きの速い環境における研究』をテーマとする科学会議を開催します。
この会議は、[ANSESとIARCの]二つの組織が実施または助成している、電波ばく露を特徴付け、その健康影響を探求するための研究に特化したものです。以下の4つのトピックスのそれぞれについて、概説および複数の発表が予定されています。
- ばく露と症状
- RFと脳
- RFとがん
- RFへのばく露
この会議は、研究者および科学専門家がヒトの健康に対するリスクを同定・評価するには長い期間が必要であるのに対し、技術が急激に発展していることによって生じる課題についての、複数の参加者による円卓討論で締め括られます。」
この会議の詳細(プログラム、登録方法等)は、以下のウェブサイトで確認できます。