欧州における超低周波磁界研究プロジェクトについて
2011.07.12掲載
≪欧州連合≫
○欧州における超低周波磁界研究プロジェクトについて
欧州では、超低周波磁界へのばく露と小児白血病との間に因果関係があるのかどうか、またあるとしたらどのようなメカニズムで作用するのか、について詳細に調査するための研究プロジェクト(プロジェクト名: ARIMMORA)が立ち上がりました。
プロジェクトでは、上記のような目的を達成するために、最新の実験技術やコンピュータ技術、遺伝子工学などを駆使した細胞実験や動物実験が実施される予定です。実験終了後には、これらの実験結果ばかりでなく、各国で実施されている最新の関連研究も含めて、超低周波磁界のリスク評価が行われる予定です。
この研究プロジェクトは、欧州連合の研究計画FP7(The 7th Framework Program)から資金支援を受けていて、3年間で約350万ユーロ(約4億円)のプロジェクトです。6か国から9の研究機関が参加しています。
このプロジェクトの概要は、下記リンクを参照下さい。
http://ec.europa.eu/health/electromagnetic_fields/research/funding/index_en.htm