韓国が無線機器の「電磁波の等級基準、表示対象及び表示方法」を導入
2013.8.2掲載
○韓国が無線機器の「電磁波の等級基準、表示対象及び表示方法」を導入
7月30日、韓国の行政機関「未来創造科学部」は、携帯電話などの無線機器の電磁波に対する国民の不安を解消するため、「電磁波の等級基準、表示対象及び表示方法」を2013年8月1日に制定・交付することをプレスリリースしました。
携帯電話の場合、SAR(比吸収率:Specific Absorption Rate)が0.8W/kg(ワット毎キログラム)未満の場合は1等級、0.8~1.6W/kgでは2等級に分類されます。今後は、製品本体、梱包箱、取扱説明書の表紙、携帯電話内のメニューなどのいずれかに、電磁波評価やSAR値を表示しなければならなくなります。なお、準備期間も考慮して、告示日の1年後となる2014年8月1日から実施されます。
また、携帯電話基地局なども、電磁波の測定値に基づき4つのランクに分類して、一般の人が容易に認識できる場所に表示することが義務付けられます。
発表されたプレスリリースは、未来創造科学部のホームページ(プレスリリース547)で確認することができます。不明な点は、原文をご参照ください。