ARPANSA「無線周波専門家パネルによる報告：無線周波の健康影響研究のレビュー」発表

2014.3.25掲載

オーストラリア放射線防護原子力安全庁（ARPANSA）は、2014年3月14日に「ARPANSA無線周波専門家パネルによる報告：無線周波の健康影響研究のレビュー ‐科学文献2000-2012」を発表しました。

専門家パネルは、この分野における2000年1月から2012年8月までの科学文献の調査に基づき、「ARPANSAのRFばく露基準を支持する科学は依然として強固であり、同基準のばく露限度はRF電磁界の既知の健康影響に対して高度な防護を提供し続けている」と結論付けました。また、「更新された知識に基づき、RFばく露基準における限度値の中には、特定の状況では当初考えられていたほど保守的ではないものもある」とも結論付けています。但し、この保守性の違いが健康に影響を及ぼすという証拠はありません。