国際がん研究機関(IARC)が発がんハザードの同定についてのウェブサイトを更新(Volumes 1-134)

2023.7.28掲載

世界保健機関(WHO)の専門機関である国際がん研究機関(IARC)は、2023年7月27日付で「ヒトに対する発がんハザードの同定についてのIARCモノグラフ」のウェブサイトの「IARCモノグラフで分類された因子、Vol. 1-134」のページを更新しました。
https://monographs.iarc.who.int/agents-classified-by-the-iarc/

これは、「IARCモノグラフ Vol. 132:消防士としての職業ばく露」の全文(オンライン版)の発表に伴うものです。
(Vol. 132の概要版は、2022年7月1日付で発表済みです)

Vol. 132(オンライン版)についての情報は、以下のウェブサイトから入手可能です。
https://monographs.iarc.who.int/news-events/volume-132-occupational-exposure-as-a-firefighter-2/

なお、「ヒトに対する発がんハザードの同定についてのIARCモノグラフ」の最新巻は、2023年7月14日付で発表された「Vol. 134:アスパルテーム、メチルオイゲノール、イソオイゲノール」(概要版)のままで変更ありません。
電磁界に関する発がんハザードの分類の変更もありません。

関連情報:
「国際がん研究機関(IARC)が発がんハザードの同定についてのウェブサイトを更新(Volumes 1-132)」
(2022.7.4掲載)
https://www.jeic-emf.jp/academic/info/18069.html

「国際がん研究機関(IARC)が発がんハザードの同定についてのウェブサイトを更新(Volumes 1-134)」
(2023.7.19掲載)
https://www.jeic-emf.jp/academic/info/20230719.html

[JEICによる注記]
IARCは、化学物質や喫煙などに起因する発がんハザードの同定のための調査・研究と、がん対策を推進する機関です。

IARCによる発がんハザードの同定は、対象となる作用因子、例えば、物理的因子、化学的因子、特殊な環境因子等による定性的な評価(発がんハザードの証拠の確かさの程度)をグループ別に分類するものであり、定量的な評価(発がん性の強さ)をするものではありません。
IARCについての更に詳しい情報は、こちらをご覧下さい。
https://www.jeic-emf.jp/academic/international/iarc/

電磁界情報センターでは、電磁波(電磁界)への不安や疑問に対して正確な情報をお伝えし、
多くの方々に電磁波に対する理解を深めていただきたいと考えています。

情報発信

当センターでは皆様に正しい情報をお届けするためにニューズレターの発行やメールマガジンなどを配信しています。

広報ツール・出版物
情報発信へ

お問い合わせ

電磁波や当センターの活動に関するお問い合わせ・ご質問・ご要望を受け付けております。

お問い合わせ
お問い合わせへ