EESC「逆提言:電磁過敏症(自らのイニシアティブによる提言)」発表

2015.1.27掲載

  • EESCは1月22日に開催された総会で、電磁過敏症(EHS)に関する提言を採択しました。これは、先月提出された予備的提言草案に対する別のグループが提出した逆提言(Counter-Opinion)です。 EESCは、この提言についての1月23日付の報道発表で次のように述べています。
  • EESCは、影響を受けていると信じる欧州の人々が苛まれている苦痛を認める、電磁過敏症症候群(EHS)についての提言を採択しました。賛成136票、反対110票、棄権19票で採択されたこの提言は、思いやりのある適切な治療と、この状態に対する支援を求めています。
  • EESCの提言は、無線周波ばく露とEHSの症状との因果的なつながりはないと述べているものの、規制と助言を通じてプレコーショナリ原則の継続を要請しています。特に、長期ばく露からの潜在的な健康へのインパクトに関する証拠を積み上げるため、更なる研究が依然として必要であるとしています。

公表された文書は、下記URLで確認することができます。不明な点は原文をご参照ください。
発行元:European Economic and Social Committee
原文タイトル:Counter-Opinion: Electromagnetic hypersensitivity (own initiative opinion)

逆提言の原文: http://www.toad.eesc.europa.eu/ViewDoc.aspx?doc=ces%5cten%5cten559%5cEN%5cEESC-2014-05117-01-01-AMP-TRA_EN.doc

報道発表の原文: http://www.eesc.europa.eu/?i=portal.en.press-releases.34545

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