ドイツ連邦環境省「電力線等の電磁界からの健康防護を改善」発表
2016.1.9掲載
ドイツ連邦環境省は、2015年12月18日に「電力線等の電磁界からの健康防護を改善」に関する発表をしました。
概要
ドイツ連邦参議院は2015年12月18日、連邦環境省のイニシアティブによる、電力線等から生じる電磁界の最小限要件に関する一般行政規則を可決しました。この規則は、2016年1月に連邦内閣に最終承認された後に発効します。連邦汚染防止法第26施行法(BImSchV26)は、高圧架空電力線、地下ケーブル、変電所等の設備からの電磁界の最小化を規定しています。今回、連邦参議院で可決された条文は、この最小化要件を具体化するものです。この規則は、設備の新設または大幅改変の際、その影響範囲内に人々が恒常的に滞在する場所(例:住居、学校)がある場合、電磁界の最小化の潜在的可能性を検査しなければならないと規定しています。この最小化は、この規則で規定された方法に従って実施されます。その他に、自然保護や生物種の防護、電力網の効率や利用可能性といった側面も検討されます。
詳しくは、下記URLでご確認ください。
発行元:Bundesministerium für Umwelt, Naturschutz, Bau und Reaktorsicherheit (BMUB)
原文タイトル:Hendricks: Vorbeugender Gesundheitsschutz bei Stromleitungen wird verbessert
URL:http://www.bmub.bund.de/presse/pressemitteilungen/pm/artikel/hendricks-vorbeugender-gesundheitsschutz-bei-stromleitungen-wird-verbessert/