ドイツ連邦放射線防護庁(BfS)が携帯電話に関する勧告を発出

2017.4.10掲載

ドイツ連邦放射線防護庁(BfS)は2017年3月24日付で、携帯電話に関する勧告を発出しました。

この中でBfSは、「現時点での知見によれば、国際的に推奨されている限度値は、立証済みの健康リスクからユーザーを防護するのに十分です」とする一方で、「リスク評価には依然として不確かさが残されており、ドイツの研究プログラムでもそれを完全に排除することはできていません」としています。特に、以下の点を指摘しています。

  • 成人の携帯電話での通話による高周波電磁界への長期的なばく露(10年超の集中的な使用)によって生じるかも知れない健康リスク
  • 子供の携帯電話使用が健康にインパクトを及ぼし得るかどうかについての疑問

BfSはこれらの理由から、「プレコーショナリな対策(ドイツ語原文ではvorsorge)が必要です:電磁界ばく露を可能な限り低くすることが望ましいでしょう」としています。

この勧告の原文は、以下のURLから閲覧可能です。

URL:http://www.bfs.de/DE/themen/emf/mobilfunk/schutz/vorsorge/empfehlungen-handy.html
(ドイツ語)

http://www.bfs.de/EN/topics/emf/mobile-communication/protection/precaution/mobile-phones.html
(英語)

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