国際がん研究機関(IARC)が発がん性評価結果を更新(Volumes 1–118)

2017.4.14掲載

世界保健機関(WHO)の専門機関である国際がん研究機関(IARC)は、4月11日付で発がん性評価結果を更新(Volumes 1-118)しました。

「Vol.118:溶接、溶接蒸気および関連する化学物質」
http://monographs.iarc.fr/ENG/News/index.php

溶接蒸気と溶接に伴う紫外線が「グループ1:ヒトに対して発がん性がある」、インジウムスズ酸化物と三酸化モリブデンが「グループ2B:ヒトに対して発がん性があるかも知れない」に分類されています。
http://monographs.iarc.fr/ENG/Classification/latest_classif.php

なお、電磁界に関する発がん性評価の変更はありません。

※国際がん研究機関(IARC)は、化学物質や喫煙などによって及ぼされる発がん性のリスクについて調査および研究と、がん対策を推進する機関です。IARCの発がん性評価は、対象となる作用因子(例えば物理的因子、科学的因子、特殊な環境因子等)による定性的(発がん性の性質の程度)評価をグループ別に分類するものであり、定量的(発がん性の強さ)評価を行うものではありません。(http://www.iarc.fr/)

電磁界情報センターでは、電磁波(電磁界)への不安や疑問に対して正確な情報をお伝えし、
多くの方々に電磁波に対する理解を深めていただきたいと考えています。

情報発信

当センターでは皆様に正しい情報をお届けするためにニューズレターの発行やメールマガジンなどを配信しています。

広報ツール・出版物
情報発信へ

お問い合わせ

電磁波や当センターの活動に関するお問い合わせ・ご質問・ご要望を受け付けております。

お問い合わせ
お問い合わせへ