国際がん研究機関(IARC)が発がん性評価結果を更新(Volumes 1–118)
2017.5.23掲載
モノグラフVol.111「一部のナノマテリアルおよび一部の線維」(カーボンナノチューブ、フッ素エデン閃石、
および炭化ケイ素を含む)のオンライン版が5月19日付で公表されたことに伴う変更です。
http://monographs.iarc.fr/ENG/News/index.php
発がん性評価の最新版はVol.118「溶接、溶接蒸気、および関連する化学物質」で変更ありません。電磁界に
関する発がん性評価の変更もありません。
※国際がん研究機関(IARC)は、化学物質や喫煙などによって及ぼされる発がん性のリスクについて調査
および研究と、がん対策を推進する機関です。IARCの発がん性評価は、対象となる作用因子(例えば物理的
因子、科学的因子、特殊な環境因子等)による定性的(発がん性の性質の程度)評価をグループ別に分類する
ものであり、定量的(発がん性の強さ)評価を行うものではありません。 (http://www.iarc.fr/)