ドイツ連邦放射線防護庁(BfS)が
ELF電磁界に関する研究プログラムを開始

2017.06.30掲載

ドイツ連邦放射線防護庁(BfS)は、世界保健機関(WHO)、 欧州委員会の「新興・新規同定された健康リスクに関する科学委員会(SCENIHR)」 および国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)の推奨事項に基づき、ELF電磁界に関する35以上のプロジェクトを含む研究プログラムを開始しました。

このプロジェクトは、2022年までに全ての原子力発電所を閉鎖するというドイツ連邦政府の決定を受け、 (沖合に設置した大規模風力発電設備から南部の電力需要地域への送電のため) 全国規模での送電網の拡張が必要になったことに伴うものです。

このプログラムに関して、送電網拡張を懸念する人々に情報を提供するための最初の会合が、7月11日にベルリンで開催されます。

その後、現在の科学的知見、リスク評価における不確かさ、 およびその他の具体的なトピックについてのワークショップが開催されます。 最初のワークショップは、神経変性疾患とELF電磁界に関するもので、12月12-14日にミュンヘンで開催されます。

これらのイベントに関する更なる情報を希望される方は、"stromnetzausbau@bfs.de" にご登録下さい。

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