オランダ保健評議会(HCN)が電力線と健康に関する報告書を発表

2018.4.19掲載

オランダ保健評議会(HCN)は2018年4月18日付で、「電力線と健康その1:小児がん」と題する報告書を発表しました。
HCNはこの報告書についてのウェブサイトで、次のように述べています。
「高圧電力線の近くに住む子どもは小児白血病に罹るリスクが高いという兆候がしばしば示されています。電力線から生じる磁界との関連があるかもしれません。HCNは、現在利用可能なデータからは磁界との因果関係は証明されていませんが、そのような関連の兆候がある、と結論付けています。そのため、高圧電力線については依然として、念のための政策を継続する必要があります。磁界は土壌や建材によって遮断できないので、HCNは社会基盤・水管理担当の国務大臣に対し、地下電力ケーブル及び電力網からの長期間のばく露を生じるその他の発生源に、念のための政策を拡張することを考慮するよう求めています。」

この報告書のエグゼクティブ・サマリ(英語)は、以下のURLから入手できます。
https://www.gezondheidsraad.nl/en/task-and-procedure/areas-of-activity/gezonde-leefomgeving/power-lines-and-health-part-i-childhood-cancer

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