高圧直流送電線から発生する直流磁界の測定について
2024年7月25 日掲載
近年、日本国内では、地域間連系設備の送電容量を増強する目的として、高圧直流送電線の新設や増強が行われております。
今回、国内に存在するすべての直流送電線(北海道本州間2線路、東京中部間1線路、関西四国間1線路の計4線路)において直流磁界測定を行いました。
その結果、直流送電線から発生する磁界は、国際非電離放射線防護委員会(ICNIRP)が推奨する一般公衆への静磁界ばく露制限値400mTに比べ十分低く、また地磁気とほぼ同程度であることが確認 できました。