国際がん研究機関(IARC)が
発がんハザードの同定についての
ウェブサイトを更新(Volumes 1-130)
2022.3.8掲載
世界保健機関(WHO)の専門機関である国際がん研究機関(IARC)は、
2022年8月12日付で「ヒトに対する発がんハザードの同定についてのIARCモノグラフ」のウェブサイトの「IARCモノグラフで分類された因子、Vol.1-130」のページ
https://monographs.iarc.who.int/agents-classified-by-the-iarc/
を更新しました。
これは、「Vol.129:ゲンチアナバイオレット、ロイコゲンチアンバイオレット、マラカイトグリーン、ロイコマラカイトグリーン、CIダイレクトブルー218」の全文(オンライン版)の発表に伴うものです(Vol.129の概要版は、2021年3月26日付で発表済みです)。
モノグラフVol.129(オンライン版)についての情報は、以下のウェブサイトから入手可能です。
なお、「ヒトに対する発がんハザードの同定についてのIARCモノグラフ」の最新巻は「Vol.130:1,1,1-トリクロロエタンおよびその他の4つの工業用化学薬品」で変更ありません。電磁界に関する発がんハザードの分類の変更もありません。
JEICによる注記
IARCは、化学物質や喫煙などによる発がんハザードの同定のための調査・研究と、がん対策を推進する機関です。
IARCによる発がんハザードの同定は、対象となる作用因子、例えば、物理的因子、化学的因子、特殊な環境因子等による定性的な評価(発がんハザードの証拠の確かさの程度)をグループ別に分類するものであり、定量的な評価(発がん性の強さ)をするものではありません。